自己破産の経験を経て

毎日、一生懸命に仕事をしても給料は下がる、おまけにボーナスもなくなる。
そういった状況は今、珍しくないことなのでしょう。
しかし、各家庭にはそれぞれの事情があり、減給により生活が苦しくなることがあるのです。
それに悩み、金融業者からお金を借りてしまう。
初めは、ほんの少しの金額を借りるのでしょうが、人間ってフシギなものでその感覚ってどんどん麻痺していきます。借金が増えても平気になっていくのです。
何社も掛け持ちし、あげくの果てにはどうにもなくなり、自己破産。
これにより、たくさんのものを失い、たくさんの人を悲しませてしまいます。
身近に見てきた経験から、自分も気を引き締めなければいけないと思います。私は高校生の時、友達のお父さんが莫大な借金して、海外へ逃亡してしまい、結局行方不明となってしまいました。お母さんは病気がちだったので、友達は借金を兄弟で返さなければならなくなり、最初はアルバイトのお金で返していたのですが、余りにも無理な金額だと、考えて裁判所へ行き自己破産という手続きをしました。お父さんも突然の失踪に重なり、自己破産を選んだ事に重みを感じ、友達は高校を出て日本の離島で働いています。若すぎた友達は今でもこれでいいのか、悩んでいます。

私は数年前に自己破産を経験しました。最初は小さなショッピングから始まり、少しばかりの贅沢を味わう為に、生活費を埋める為に、と借金を続けたところ、不況のあおりから、支払いに予定していたボーナスがストップしたり、収入が減ったりと、予定外のつまずきが起因して、多重債務者に陥ってしまったのです。毎日が支払いの事で頭がいっぱいで、生きた心地のしない日々から自己破産が人間らしい生活を取り戻させてくれました。今借金で悩んでいる方に、ぜひ思い切って、今の生活をリセットすることをお勧めしたいです。自己破産をすることのデメリットはいくつかありますが、その中であまり知られていないのではないかと思われるデメリットがあります。ある条件に該当した場合、自己破産をすると、住所を移転することを制限されたり、旅行に行くことを制限されたりするみたいなんです。そんなの辛くも何ともないという人もいらっしゃると思いますが、私は旅行に行くことが大好きで、それが生きがいのようなものなので、旅行に行くことを制限されたら生きていけないと思います。

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